慢性腰痛について

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こんにちは！長野県上田市の整体院 TAURUS Body Care（トーラスボディケア）です🐮

今日は慢性腰痛に関する内容です。

２０１１年時点での疫学調査で腰痛の生涯有病率は約8 割を超え（男性 82.4％，女性 84.5％）ているとされています。

当院でも腰痛改善を目的に来院される方は多く、中には一度症状が軽快してもまた基に戻ってしまったという相談を受けます。

腰痛と聞くと整形的な問題（特異性）を思い浮かべますがその多くが骨や周囲組織に問題なしと言われる場合が殆どです。

腰痛診療のガイドライン（2019）では身体的負荷の大きい重労働は，腰痛発症の危険因子であると考えられるが，腰痛と職業に関するエビデンスとしては中等度であるのに対し腰痛の治療成績と遷延化には，心理社会的因子が強く関連すると記載しています。

職場や家庭で心理、社会的なストレスを対処できず抱えていると快感や痛みをコントロールすることに役立っている中脳辺縁系のドーパミンという脳内伝達物質の分泌が低下します。結果として健全な精神を保てなくなったり自律神経が乱れたりします。また基底核と言われる部分からの内因性オピオイド（痛みの抑制物質）が減弱し刺激に弱くなり慢性腰痛を来たします。